route

routeは、IPパケットをルーティングするためのルートテーブルの表示やルート追加、削除、変更を行うためのコマンド。
ルーティング情報はOSが管理を行い、ルーティングテーブルの表示結果がネットワークやホストへ到達するために必要なゲートウェイを表している。

C:¥> route [-オプション][IPアドレス][mask][gateway][metric]

option

-f ルーティングテーブルにある経路情報(ゲートウェイ)をすべてクリアする
-p 「add」コマンドと併用した場合、システムの再起動後もルート設定は維持される。デフォルトではシステムの再起動後はルートを維持しない。
print ルーティングテーブルの表示
add ルートを追加
delete ルートを削除
change 既に登録されているルートを変更

example of use

C:¥> route -p add 192.168.0.1 mask 255.255.255.0 192.168.1.254 metric 1 if 0x000000

宛先IPアドレス/サブネットマスク「192.168.0.1/24」、インターフェース「if 0x000000」から経路するゲートウェイ「192.168.1.254」をルート追加する例。
[-p]コマンドで再起動後もートを維持。

C:¥> route delete 192.168.0.1

「192.168.20.0」ルートの削除