ln

lsは、ハード・リンク、またはシンボリック・リンクを作成する。

ハード・リンクは、リンク元ファイルと同サイズのファイルを複製することが可能ですが、リンク元ファイルが削除した場合でも複製したハード・リンクは残ります。
シンボリック・リンクは、リンク元へのショートカットファイルを作成する。
※シンボリック・リンク作成後は、リンク元のファイル名を変更しないよう注意です。

[user@centos7 ~]$ ln -s リンク元のファイル名 リンク先のファイル名

※オプション「-s」でシンボリック・リンクを作成。
※オプションを何も指定しない場合はハード・リンクを作成。

option

-b 指定したリンクファイルが存在する場合、ファイルのバックアップを作成
-d ディレクトリのハード・リンクを作成。スーパーユーザー時のみ作成可能
-f リンク先に同名のリンクファイルがあっても警告なく上書きを行う
-i 上書きされるリンクファイルがある場合、確認を行う
-s リンボリック・リンクを作成
-v リンク作成時にファイル名を表示
リンク元 ファイルやディレクトリを指定。リンク先がディレクトリの場合、複数のファイルを指定することが可能。
リンク先 リンクするファイルを指定。ハード・リンク作成する際は、存在するディレクトリである必要がある

example of use

[user@centos7 ~]$ ln -s text.txt TEXT
[user@centos7 ~]$ ls -al
lrwxrwxrwx   1 user group    1  7月 14 22:00 TEXT -> text.txt